最近の仕事のお知らせです。
ベストセラー「タテ社会の人間関係(1967)」を著した中根千枝さん (東京大学名誉教授) の撮影をさせて頂きました。文章はノンフィクション作家の河合香織さんです。
今年春、東京大学での上野千鶴子さんが、男女差が「フツー」にある世界について言及した上で「だからこそ」と呼び掛けた入学式の式辞が話題になりました。そんな中で「東大初の女子学生」「東大初の女性教授」である中根さんが見てきた、社会のあり方とは。
個人的なことですが、戦後間もない中で中根さんが単身インドの北東部をフィールドワークに訪れた時の経験を綴った「文明の顔・未開の顔」という本を繰り返し読んだ自分としては、中根さんのお話が聞けたことはまさに晴天の霹靂。中根さんがこれまで自分のフィールドで自分の仕事ややりたいことを貫いてこられた力に少しでも触れられたようでした。皆様にも是非記事をお読み頂ければ幸いです。
[Article Text: Kaori Kawai / Photography: Shiho Kito / Yahoo! Japan News ]